こんにちは!大平桂子です。
ピアノの導入教材についての記事はこちらです!
今回も定番教材について、まとめさせていただきますね♪
そもそも、ピアノを習うのに楽譜って何冊も必要なの!?なんで!?と思っている方も多いのかと思うので、ざっくりとお伝えすると、
- エチュード(ハノン、ツェルニー)
- バッハ
- 曲(ブルグミュラー、ソナチネ、その他)
この3曲はやっておくべきだと考えます。
とは言っても、私のところに通っていく生徒ちゃんもみんながみんな3セットできているわけでは無いですが音大入試もエチュード、バッハ、ソナタの3曲ですので、大切な要素が含まれていることがわかりますね。
それでは!定番教本、お伝えいたします♪
エチュード
エチュードとは“練習曲”の意味です。文字通り練習曲です。
これをきちんとする事で、後々にいろんな曲が弾けるようになるのですが、長年かけた準備運動のようなものですね。エチュードをしっかり学んできた人と、曲だけを演奏してきた人では、曲の仕上がりが全然違いますよ♪
ハノン
ツェルニー
ツェルニーは沢山のシリーズがありますのですが、この辺りがレベル1で、その後ツェルニー30番に進みます。
リトルピアニスト
ツェルニー100番
やさしい20の練習曲
ツェルニー30番練習曲
ツェルニー30番にいきなり入る人もいると思います。
バッハ
バッハはポリフォニーという多声音楽からできているので、メロディと伴奏。という作りでなく、曲の中にメロディが散りばめられています。高音のメロディだけでなく、低音や中音域にメロディが出て来ることを、譜面からも耳からも感じられるようになる事で、読譜が早くなります。
バッハの音楽で学んだことが後々のソナタやワルツなどを演奏するときに生きてきます。音楽の父バッハ。
ブレインベンション
アンナマグダレーナのためのクラヴィーア小曲集
【原典版】アンナマグダレーナのためのクラヴィーア小曲集
小プレリュードと小フーガ
曲
ブルグミュラー25の練習曲
最近定番化している赤いブルグミュラー。コンクールの公式楽譜にもなっています。3ページある曲は見開きで弾けるように工夫がされていたし、コードが書いてあったりと解説付きです。
こどものブルグミュラー。楽譜が大き目に書いてあるので「音符が大きくて見やすい」ので、見た目から、出来そう!弾けそう!と思わせてくれる楽譜です。
昔からある全音の憧の青と緑の楽譜。お姉さんの楽譜だと喜んでくれます。上で紹介しているものは1曲に見開き1ページですが、これは半分の1ページに曲が収まっているので、音符が小さめですが、これが弾けたら自身もつくのではないでしょうか?
ソナチネ
ソナチネアルバム1巻。
上で紹介したソナチネアルバムだとちょっと音小さすぎて戦意喪失。そんな方には、少し音符が大きめのこちらをご紹介します。入っている曲も8曲と少ないです。
まとめ
いかがでしたか?この3本柱をしっかり練習していると、もしも将来に音楽が大好きになって将来の職業にしたい!音楽の勉強してみたい!なんて思った時も、道が閉ざされなくて済みますね。
実際に音大入試もこの3本柱の学校が多いのですよ。
- ショパンエチュード
- バッハ平均律
- ピアノソナタ
基本はこの3セットということになります。
今回は、とっても主要的な練習曲をまとめさせていただきましたが、皆さんは3本柱、出来ていますか?
私は自分が生徒のレッスンするときに、これをベースにレッスンしています。
理想はこの3つ全てをする事ですが、生徒さんによって、練習できる時間であったり、ピアノとどのように向き合いたいかによって、求めてくるものは変わってきますので、生徒さんの演奏レベルや、心の状況と向き合ってその人一人一人が音楽を楽しんでくれたら嬉しいです。
ピアノ曲って素晴らしい曲がたくさんあるんですよ♡
小学生でも弾けるようなうっとりするメロディの曲もたくさんありますので、そちらもまた紹介したいと思っています♪
最後まで読んでいただいてありがとうございました。何か気になる事や質問ありましたら、公式ラインやお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
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