ピアノ教室に理想の生徒が来るには!ペルソナを考えよう

こんにちは!ピアノの先生、大平桂子です。

ピアノ教室の理想の生徒さんとはどんな生徒さんなのか考えたことはありますか?このブログをお読みのあなたの経営しているピアノ教室には理想の生徒さんが来ていますか?

 

keiko
今日はピアノ教室の理想の生徒さん(ペルソナ)について考えたいと思います。

 

ペルソナとは?

 

ペルソナの本来の意味はラテン語から来ていて、人格。心理学では外向きの(表面的な)人格。という意味です。

私のいうペルソナとはビジネス用語のようなもので、そのサービス・商品の典型的なユーザー像のことです。マーケティングの現場でよく用いられています。

その物やその事を利用する人がどんな人なのか想像します。

 

ピアノの教室なんだからピアノを習いたい生徒が来ればそれでいいのでは?と考えかもしれませんが、もっと具体的に考えることが大切なんですよ♡

気になる方は続きをどうぞ♬

 

ピアノ教室にとってのペルソナとは?

 

ピアノを習う。ピアノを習いたい。と言っても習い事に対していろんな考え方を持った人がいます。明るく元気でやる気のある子に来て欲しいですが、習う動機は人それぞれなのです。

 

  • 真面目に頑張りたい
  • 練習は1時間毎日します
  • ピアノ大好き!

 

こんな子が来てくれればレッスンはスムーズだし、きっとその子がくるときは先生も楽しい時間になりますね♬

 

でも、動機は人それぞれですから

 

  • 趣味程度
  • 気軽に習いたい
  • みんな習ってるので
  • 音楽が好きそう
  • 学校の音楽について行けるように
  • 家では練習したくない
  • 上達しなくても良い
  • なんとなく…

 

このようにいろんな考えを持った人がいます。ですけど、先生としては

せっかく教えるなら“いい子”“いい人”に通ってもらいたいと思うのではないでしょうか?

 

あなたにとっての理想の生徒さんとはどんな人ですか?

 

理想は具体的に

 

理想の生徒像は人それぞれですが、具体的に決めた方が良いです。なぜ具体的に決めた方が良いかというと、理想の生徒さんはそんなに世の中に溢れていないのです。

 

“ピアノ習いたい人募集中!”てすると生徒は沢山集まるかもしれませんが、残念ながらここに理想とする生徒さんが来る確率はとっても低いのです(⌒-⌒; )

 

“結婚したい人なら誰でもOK!”と言って、婚活をしたとしましょう。

こんなざっくりとした募集で、優しくて・かっこよくて・高収入で・・・・・なんて理想の人と出会うのはとってもとっても困難なことでしょう。いるかもしれませんが確率としてはとても低いことが予想されますね。

婚活市場であっても、住んでいる場所、出身地、年齢、収入、学歴、容姿、、、結構具体的に出てくるのではないでしょうか?

 

誰でもいいじゃなかった。w

具体的に考える必要性、感じていただけましたか?

 

話はピアノ教室に戻ります*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*

 

具体的に考えるポイント

 

ペルソナは、より具体的に考えることが大切です。

 

  • 年齢
  • 住む場所
  • 職業(親の職業)
  • 通っている学校
  • 兄弟がいるのか
  • 他の習い事はしているのか
  • ピアノは持っているのか
  • 音楽経験

 

この辺りは大事なポイントとなってくるので、次は上記のポイントを元に具体化してみましょう!!

 

あなたにとってのペルソナは?

 

理想の教室は先生それぞれに思い描いているものなので、あくまでも“自分の理想”を考えてみてくださいね♡

今回は年齢について深く考えてみます。

 

ペルソナの年齢

 

理想の生徒は大人なのか子どもなのか。子供の生徒がいいと考えているなら、その子はどんな年齢ですか?

まだ言葉もわからない1〜2歳からレッスンをしたいのか。

しっかり歩ける3歳くらい。

集団生活も始まった年少さんくらい。

年少さんあたりだと習い事を始める子も増えてきますね。字も読める子もいますし、数字も少しずつわかってきます。

年中くらいからはクラスにピアノを習う子が多くなっていてお友達の影響で習いたいと自ら親にお願いする人も多いようです。

年長さんだと小学校に入る準備なので字がかけたり、早い子は英語・漢字もかける子や掛け算が言える子も最近は増えていますね。幼稚園保育園でピアニカをきっかけにピアノ習いたい!と言う子もよくいます。

小学生だと学校に通っているので未就学児とは理解度が全然違うし会話もできるし。。ピアノの先生としては教えやすくていいですよね♬

大人限定、女性限定、小学生以上限定、幼児限定。「○○限定」これも立派な具体性です。

 

小学生があなたにとっての“ペルソナ”だとしたら、レッスンに来る時間は平日夕方が理想の時間ですね。

それなのに「○曜日、2:30〜空いています!」とうたっても、きっと理想の生徒さんは来ないでしょう。

平日2:30に小学生は教室に来られませんからね。

 

上記に述べました“具体的に考えるポイント”をより具体化して架空の理想の生徒を作って見ると良いでしょう。

 

架空の理想の生徒

 

小学1年生。女の子。教室から徒歩3分。親は共働きだが歩いても通える距離。歳の離れた兄がいる。他の習い事はしていない。お母さんの電子ピアノが家にある。お母さんがピアノ経験あり。

…すごい妄想力じゃないですか?w

でも、なんとなく脳内で小学校1年生の女の子を想像できたのではないでしょうか?

こんな風に架空の理想の生徒さんを考えることはとっても大切なんです( •⌄• )◞

 

まとめ

 

いかがでしたか?

具体的にペルソナを考えることで、あなたの理想のお教室像が現れてきて、理想の教室に一歩ずつ近づくと思います♬

 

私の教室は近年、入会と同時にアップライトピアノを購入してくれる生徒さんばかりです。

以前は何年もキーボードを使って習っている人もいましたし、アンパンマンで数年習っていた子もいましたよ。それが今ではキーボードで習う生徒は1人もいなくて、最低でも電子ピアノをすぐに用意してくれます。

電子ピアノの生徒さんもいますけど、電子ピアノで習う生徒さんはかなり少ないんですよ♬

ピアノ習いたい人なら誰でもOK!とうたっていたらこんな理想の生徒さんたちには出会えていなかったと思います。

 

ペルソナを具体的に考えることで想像しやすくなるし、これがあなたの教室のターゲットとなるのです。ペルソナばっかりの教室になればそこは理想のピアノ教室になるのではないでしょうか?退会者も減ってくるでしょうし、突然辞めたいと言う人も居ません。

理想の生徒さんが集まった教室にはピアノの先生のお悩みでよく聞く、月謝の滞納・大変な保護者・困った生徒さんは減少します!

私のこれまでで1番の事件は、保護者同士が庭で大喧嘩ですΣ(‘ω’ノ)ノ(小声)

 

是非理想の生徒さんを集めて理想のお教室を作っていきましょう。

 

詳しく聞きたい人はラインアットよりご連絡くださいね♬

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