ブルグミュラーコンクール東京大会高崎予選2020

こんにちは!ピアノ教室ハーモニー大平桂子です。

今年もブルグミュラーコンクール高崎予選が行われました。ピアノ教室ハーモニーからは、6人の生徒さんが挑戦しました。

コロナ渦の中で参加も迷いましたが、6名の方が挑戦してくれてとても嬉しかったです。
みんな頑張りましたね♪

コンクールに挑戦みんな頑張りました

今回のコンクールに参加したのは6名の生徒さん。みんな大変よく頑張りました

コンクールは良くも悪くも結果が出るので、それなりの覚悟が必要です。あまり良くない結果や講評を頂いてしまう事もあ理ますが、真摯に受け止め、客観的に受け止める事も必要ですね。
でも、とにかく成長の機会と思って、生徒さんたちに挑戦をお勧めしています♪

今回のコンクールの結果

今回のブルグミュラーコンクールは6名挑戦で、優秀賞4名でした。

参加した年齢は以下です。

2年生男の子1名
3年生女の子2名
4年生男の子1名
6年生男の子1名
6年生女の子1名

なんと、この中の3名はコンクール初挑戦でした。今年は発表会もなくコンクールでどんな演奏をしてくれるのかなー。と言うかいろんな緊張感の中でよく頑張りましたね。


4名の生徒さんが見事に本選への切符を手にしました。
素晴らしい結果に先生はとても満足しています。

本当によく頑張ったね。

なぜコンクールを進めるのか


ピアノコンクールなんて、上手な人が出るもの!!うちの子には無理。
そんなふうに思っていませんか?

私の話になりますが、高校生の時に憧れたオーディションに初挑戦から合格するまでに10年近くかかりました。(メンタルが持たなくて数年に1回しか受けていませんが、受かった時はとてもとても嬉しかったし人生に大きな自信を与えています。)

何度も挑戦したということは、イコール何度も落ちたのです。笑

悔しい思いも沢山しました。納得の落選もありましたが、自分的に良い演奏ができたのに落選したこともありました。
ですがやはり受かった時が一番音楽と真摯に向き合えていました。

もし若くして受かっていたら大きな自信はついた事が想像出来ますが、ここまでの感覚になれなかったと思います。きちんと勉強した結果が評価されたこともよかったと思っています。

こんな酷な経験を子供にして欲しいとは思いませんが、これを超えた時には本当に違う世界が待っていたのですね。なので、生徒さんにもピアノを通して、何か人生レベルでの経験を積み重ねて欲しいと思っています。

 

コンクールは音楽の世界に進みたい人だけが受けるのか?

 

コンクールは本格的な音楽の世界に進みたい人が受けるもの。こんなふうに思っている人も多いと思います。

近年、課題曲もそこまで難しくなく、比較的受けやすいコンクールが増えています。

この経験を生かしてステップアップして、ピアノに自信をつけてもらえたらと思います。

音楽の道に進んでくれる生徒がいたらとっても嬉しいことですが、私は得意なことの一つになってくれればと思っています。

将来、自分の結婚式でピアノを弾いてみたり、親になった時に子どもにピアノを教えてあげたり、何か弾いてみたい曲を自分で楽しめるようなレベルになって欲しい。

そんな思いでいるので、将来ピアノが楽しめるように今は最大に上達して欲しいとも思います。なので、コンクールをきっかけに上達している生徒さんを見ると、子供の可能性の無限さを痛感します。

 

簡単な曲でコンクールを受けて意味があるの?

 

簡単な曲で、比較的受けやすい曲で受けるコンクールになんの意味があるのか?
と思いますが、私の教室の生徒さんは普段は課題曲よりも難しい曲を何曲も弾いている生徒さんもたくさんいます。

それでも受ける意味は曲の追求ができることです。

簡単な曲と思いますが、その簡単な曲の楽譜に書いてある全てのことを暗譜できていますか?

「この曲ってテンポ(速さ)はどれくらい?」
「初めの強弱何?」

と聞くとほとんどの生徒が

「・・・・・・・・・・・。」

長ーい沈黙になります。笑

曲の始まりがフォルテなのか、ピアノなのか、ピアニッシモなのか、ほとんどの生徒が把握していないのです(私も子供の頃そうでしたよ。笑)

仮に、答えられたとしましょう。

「じゃぁ、この曲をその指示の音で弾こうとしてるかな?」

と聞くとまたもや。。。

「・・・・・・・・・・・。」

長ーい沈黙になります。笑

 

なので、きちんと楽譜を見るということは大切ですね。ここから大体のレッスンが始まります♪

 

また、普段の自宅の練習や先生とのレッスンの中でできたことを本番で発揮することはすごく難しいです。

それを生徒さんと一緒に追い求めることで、生徒さん一人一人が自分の演奏と向き合えるようになっていると感じています。

曲としっかり向き合っていい演奏を知るきっかけになって欲しいと思います♪

挑戦した生徒さんたちの変化・感想

 

挑戦した生徒さんたちは、結果はそれぞれでしたが、今年は本番で力を発揮できなかった子が多かったです。きっといつも通りの演奏ができていたら余裕でOKな演奏なのですが、普段ない緊張感の中での演奏で力を破棄するのは難しいことだと思いました。

でも、生徒さんは良い演奏ができなかったと感じた子は自分で反省できていたので今後に大きく成長してくれると期待しています。

大丈夫!!と思っていたのになんか思い通りにいかなかった子もいました。

これも一つの経験ですね。
でも、みんな本番に向けて練習を重ねて日に日に演奏に深みが増して行く様子や、真剣な顔つきになる様子に頼もしさをかんじました。

なんで間違えなかったのに優秀賞じゃないんだ!悔しいから来年も受ける!と言ってくれた子もいました。

昨年のコンクール挑戦から1年でびっくりするほど成長している生徒さんもいます。

コンクールをきっかけにみんな成長していますので、やっぱり受けて良かったと感じました。

何年も挑戦して緊張に強くなり、緊張感を味方に集中できるまで成長している子もいます。

みんな性格・タイプが違うのですがみんな共通して未来ある子供達です。

長い人生が待っていますから、ピアノでも勉強でもなんでも自信持って欲しいと思います♡

とにかくみんな頑張ったね!よくできました。お疲れ様でした♡

 

ブルグミュラーコンクール

ブルグミュラーコンクールとは、
日頃レッスンで使うピアノ曲、ブルグミュラーの作品を中心に学び、 「何歳からでも挑戦できるコンクール」として、ピアノ学習において、 より豊かな表現を追求する素地を養うことを目的とした、全国で展開されるピアノコンクールです。

(ブルグミュラーコンクールのHPより)

https://www.burgmuller.org/p/about.html

 

何歳からでも受けられるコンクール。というのがポイントで、いろんなレベルの人が挑戦しているのが毎年印象的です。課題曲もそこまで難しくないのですが、ただ通せば言い訳ではないので、簡単な曲でもきちんとして理解し考えた音楽的な演奏が評価されていると感じています。

 

課題曲はブルグミュラー

課題曲はこんな感じです。

幼児の部     とけい(トンプソン)、のりもの(オルガンピアノ)他
小学1・2年A 春(バスティン2)、インディアンの戦いのうた(ギロック)他
小学1・2年B ブルグミュラー1〜7番
小学3・4年A ブルグミュラー1〜7番
小学3・4年B ブルグミュラー8〜25番
小学5・6年A ブルグミュラー8〜25番
小学5・6年B ブルグミュラー18の練習曲より
中学生
高校生〜一般

ピアノの先生的にはブルグミュラーレベルくらいしっかり弾けるようになってほし。という願いがあるので、曲を突き詰める良い機会と感じています。

 

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