群馬県・高崎市ピアノ教室ハーモニーの大平桂子です(﹡ˆᴗˆ﹡)
ピアノって高いし大きいし、購入するには勇気がいりますよね。でもピアノ習うならピアノが必要だし、、、、。
※この記事の中ではピアノ=アコースティックピアノのことです。ピアノはアップライトピアノとグランドピアノのことです。
ピアノ教室にレッスンに通いはじめたばかりの人や、これからピアノを習いたい人は
家に楽器があった方が良いのかな?
とりあえずはキーボードでもいいかな?
などとお考えになるのではないでしょうか。
- 値段
- 置く場所
- 電子ピアノもピアノも同じなのでは?
お悩みの人も多いと思いますが
答えはズバリ
「ピアノが良い」です。
電子ピアノとピアノの「共通点」と「違い」を私なりに考えてみました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
もくじ
電子ピアノとピアノの共通点
電子ピアノとピアノの共通しているところは2つ!
- 鍵盤の数
- ピアノの音が出る
鍵盤の数
ピアノの鍵盤の数は88鍵です。電子ピアノも88鍵あるので見た目はピアノも電子ピアノも変わらないのです♬
ピアノの音が出る
電子ピアノは機能がたくさんあります。機能の一つで、色んな音が出せるので「ピアノ」「グランドピアノ」「○○ピアノ」「シンセサイザー」「ドラム」などなど、音が変えられます。
その中のピアノを選択するとピアノの音で練習や演奏ができます♬
電子ピアノとピアノの違い
違いは沢山あります。ここからは私のピアノ指導100人以上の経験を踏まえてお伝えできたらと思います♬
大きな違いは以下です。
- 鍵盤の重さ
- 音が違う
- 子供でも違いに気づく
詳しく見ていきましょう。
鍵盤の重さ
鍵盤の重さが違います。これは皆さんなんとなく想像できると思いますが、趣味程度であれば電子ピアノでももちろん良いのですが
電子ピアノを使っている生徒さんは「家じゃ弾けるけど、先生のところだと弾けない!!」て必ず言うんですฅ(º ロ º ฅ)
自宅の電子ピアノが鍵盤が軽いもので、家だとスラスラと弾けたのでしょうけど、先生宅のピアノはある程度の重さがありますから、思うように手が動かないのでしょう。
レッスンは毎週続くものですから、毎週のレッスンの度に、家で上手に弾けたのに先生のところでは弾けない。と言う気持ちになるとモチベーションが下がってしまいます。
音が違う
「電子ピアノってグランドピアノの音が出るんだーーー♡」なんて思う方も多いと思いますが、スピーカーから出て来る音と、自分が鍵盤を打って跳ね返って来る音は全然違います。
今は技術も進化していますけど、どんなに鮮明にピアノの音が再現されていても、それはスピーカーからの音なので、ピアノから跳ね返って来る音とは違います。
レッスンしていると生徒さんたちは正しい弾き方で、良い音が“自分で”出せた時に自分でこんな綺麗な音が出た!と、驚きながらとっても感動しています。
子供でも違いに気づく
これは本当の話ですが、
「家だとできない」「先生のところだと上手に弾ける」これは電子ピアノを使っている生徒さんからほぼ100%聞くセリフです。
早いと幼児でも気づきますし、1・2年生ではほぼみんな気づいていることです♬
色んな感覚が成長していると感じる瞬間でもあります。
ピアノと電子ピアノの違いはもちろんわかりますし、ほとんどの子がアップライトピアノとグランドピアノの違いに気が付くようになります。
これらは親御さん達には目に見えない部分ではありますが、知らないうちにこんなこともわかるように成長しているのですよ♡
成長とともに環境を見直してあげる必要を感じています♬
これらが電子ピアノとピアノの違いです。
2つの違いはわかったけど
- ピアノは高い
- メンテナンスがかかる
と思う人も多いと思います。
電子ピアノとピアノの値段
電子ピアノの10万円以下のものはキーボードのようなもので、ピアノを習う最低ラインのものとなると20万円くらいの電子ピアノをお勧めします。
金額でお悩みの方には私は中古ピアノをお勧めしていて、店頭にある気に入った音のピアノを購入できるのは中古ピアノの良いところです。(私のグランドピアノも2台とも中古のものです。いつか新品が欲しいです♡)
中古ピアノは安いと20万円程度から売っているので、同じくらいの金額と考えていただいて良いでしょう。お値段で迷っていたら一度試しに店舗でみてみることをお勧めしています。
新品は50万円前後からご紹介しています。
電子ピアノとピアノの維持費
- 維持費・メンテナンス
これはよく聞かれますが、電子ピアノは電気が通っているものなので壊れることがあります。
冷蔵庫・洗濯機・エアコン・・・・
5年〜10年経過すると「なんか調子が悪い、、」と言うあの現象です。笑
最近冷凍が弱いなぁ。。。
最近エアコンの効きが悪いなぁ。。。
こんな感じで電子ピアノが壊れてしまうことも珍しい話ではないんですよ。
ピアノは「調律」といものが必要で、1年に1回調律師さんにピアノのメンテナンスをしてもらいます(費用は1万円くらい)。
調律をするとピアノの音が生き返ってモチベーションアップに繋がります♬
まとめ
電子ピアノと生ピアノについて、いかがでしたでしょうか?
私が普段生徒さんと接していて、生徒さんがピアノを習い始めて2年ほどで、ほとんどの子が電子ピアノとピアノの違いに気がつきます。
電子ピアノだと出来ない。先生のピアノが重い。。。そうすると生徒さんのモチベーションは下がってしまいます(下がって行く様子を何人もみてきました。)
また、生の良い音を聞くことで良い耳が育ち、良い音とは何か、自分で気づけるようになりますので、ピアノの方が育つものが多く効率が良いです。
ピアノを購入した生徒さんは、新品購入の人もいますし、中古で買った人もいます。
電子ピアノから中古のピアノに買い換えた生徒さんは、家にピアノが来た時に
嬉しすぎて1音目を出すのに緊張してなかなか触れなかった。って言ってましたよ♬
もちろんこの子はその後ぐんぐん成長したのは言うまでもありませんね(﹡ˆᴗˆ﹡)
についてお話ししますね♬