幼児期の「音楽の貯金」は一生の財産になる

先日、芸能人の令和ロマン・くるまさんがテレビでこんなお話をしていました。(令和ロマン大好きです!)

「たまたま通ってた幼稚園がめちゃめちゃ勉強をする幼稚園だったおかげで、受験に成功した。ほぼ“幼稚園の勉強の貯金”で生きてきた」

この言葉を聞いて、私は思わず「私と同じだ!」と感じました。

私自信が幼少期の音感の貯金だけで音楽高校受験までなんとなーく乗り切れたので、幼少期に適切な教育環境に身を置くことの大切さを実感しています。

ピアノもそうなんですよね。

幼児期のピアノレッスンがもたらす「貯金」

小さいころにピアノに触れていると、楽譜を“形”で読む感覚や、和音を耳で聞き分ける力が自然と身につきます。

大人になってから一生懸命トレーニングしようとしても、なかなか同じスピードでは習得できません。

これはまさに「音楽の基礎力」という貯金です。

幼児期にピアノレッスンを始めることで、自然に積み重なっていき、後の学びを支える大きな力となります。

誰も信じてくれなかった「貯金」の感覚

私自身も「楽譜がなんとなく読める」「和音を聞き取れる」という感覚を子どものころから持っていました。

でも、周囲にその感覚を共有できる人がいなくて、信じてもらえなかったんです。

だからこそ、くるまさんの「幼稚園での勉強の貯金が今につながっている」という話を聞いたときに、ものすごく共感しました。

後々調べたら、「臨界期」と言われる、脳が著しく成長する時期と関係があるようです。

音楽の音感や耳が育つ臨界期

一般的には6歳未満(未就学児)と言われています。

聴覚そのものは2歳から5歳くらいがピークで8歳ごろに完成すると言われています。

幼少期は、脳の音に対する感受性が非常に高い時期です。

習い事の本当の価値

ピアノに限らず、幼児期の習い事は「すぐに結果が出るもの」ではなく、「後々の学びを支える基盤」になります。

中学受験に役立つこともあれば、集中力・記憶力・自己表現といった一生ものの力になることもあります。

幼児期の時間を大切に

幼児期は、好奇心が旺盛で吸収力が抜群の時期。

この時期に音楽やピアノレッスンを始めることで、自然に“音楽の貯金”がたまっていきます。

そして、その貯金は将来必ず本人の大きな支えになります。

ピアノのレッスンは、単なる技術の習得ではなく、子どもの未来に向けたかけがえのない「投資」なのです。

まとめ

幼児期の音楽教育は「音楽の貯金」になる ピアノレッスンは楽譜を読む力や耳を育てる 幼児期の貯金は、学習・受験・人生のあらゆる場面で役立つ

「幼児期の音楽教育」「ピアノレッスン」「音楽の基礎力」――これらは決して一時的なものではなく、長い人生を支える“財産”です。