もくじ
中学生の生徒さん、ソルフェージュの力でぐんと成長中!
最近、当教室に通う中学生の生徒さんが、ぐんと音楽力を伸ばしています。
その大きなきっかけとなったのが、「ソルフェージュ」のレッスンです。
ピアノのレッスンだけでは得られない力が、確実に彼女の中に育ってきています。
ソルフェージュってどんなことをするの?
ソルフェージュでは、主に以下の3つを取り入れています。
- 聴音(ちょうおん)
- 楽典(がくてん)
- 視唱(ししょう)
-
聴音(ちょうおん):耳で聴いた音を楽譜に書き取るトレーニング
-
楽典(がくてん):音楽理論の基礎を学ぶ座学
-
視唱(ししょう):楽譜を見て正しい音程で歌う練習
この3つはそれぞれ違うアプローチから音楽を深めるものですが、相互に影響し合いながら、演奏全体を豊かにしてくれます。
聴音で「音を聴く力」がレベルアップ
聴音を始めてから、彼女の「音の聴き方」が明らかに変わってきました。
ただ聴くのではなく、「分析しながら聴く」「音の動きを捉える」という意識が育ったことで、ピアノの演奏にも変化が。
耳を使って細かい音の違いを感じ取り、表現力もアップしてきています。
ピアノのレッスンでも、細かい指示に対して興味深く聞けるようになってきました。
これまでは、言われたことを聞いているだけでしたが、今は興味深く、深く聞いています。
楽典で譜読みがスムーズに
楽典の学習を通じて、楽譜を「読む」から「理解する」へとレベルアップ。
以前は譜面に書かれた音符を追うだけだったのが、今では「この和音はこう進む」「このリズムにはこういう意味がある」と、構造的に読み解けるようになってきました。
その結果、譜読みが速く、確実にできるようになり、レッスンもスムーズに進んでいます。
楽典の理解が深まることで楽譜の理解度がアップ!
ピアノのレッスンでも指示すると“ふむふむ”と言った感じで、納得して聞いてくれている様子が伝わります。
視唱で“音痴”を克服!
そして、最も大きな成長を感じたのが視唱です。
彼女は元々、歌うことがとても苦手で、自分の声に自信がなく音程も不安定でした。
それが今では、大きな声で、正しい音程で、迷いなく歌えるようになったのです。
この「自分の声で音を表現する力」は、ピアノの演奏にもよい影響を与えています。
音のフレーズ感が豊かになり、感情を乗せた演奏ができるようになってきました。
実際に、ピアノのレッスンでも
「ここ歌ってみて?」
というと、これまでは、黙ってしまったり、恥ずかしくて笑って誤魔化すようなことがありましたが、先日のレッスンではすんなりと大きな声で、正しい音程で歌うことができました。
音楽能力のレベルアップはもちろんですが、彼女の自信に大きくつながっているのが目に見えました!自分でも「自信がついてきた!」と言っていました。
中学生でも音痴は治る。そして、自信になる。すごい
ソルフェージュは音楽をもっと楽しむために
ソルフェージュは音大を目指す人など、専門的に音楽を学ぶ人にはもちろん必須ですが
「もっと音楽を楽しみたい」「もっと感じながら演奏したい」
という気持ちがある方にとっても、大きな力になります。
耳で聴き、目で読み、声で歌うことで、音楽は“わかるもの”から“感じられるもの”へと変わります。
その変化を、私たちは日々のレッスンの中で実感しています。
群馬でソルフェージュを学びたい方へ
当教室では、ピアノレッスンと並行して、ソルフェージュの個別レッスンも行っています。
お子さまから大人の方まで、レベルや目的に合わせて丁寧に指導いたします。
「楽譜が苦手」
「もっと耳を鍛えたい」
「音楽に自信をつけたい」
そんな方は、ぜひ一度ソルフェージュレッスンを体験してみてください。
群馬県でソルフェージュのレッスンに興味がある方は、ぜひピアノ教室ハーモニーにお気軽にお問い合わせください。
コメントを残す